宮城県大崎市の鳴子ダムで、雪解け水を放流する毎年恒例のすだれ放流がら始まりました。暖冬で雪解けが早まり、例年より10日ほど早い放流となりました。
鳴子ダムでは、毎年ダムにたまった雪解け水を点検を兼ねて放流していて、春の風物詩になっています。
幅95メートルにわたって、80メートルの高さから毎秒5トンの水が勢い良く流れ落ちる様子がすだれのように見えることから、すだれ放流と呼ばれています。
例年ゴールデンウィークに合わせて放流していますが、暖冬の影響で雪解けが早まったことや農業用水の確保のため、例年より10日ほど早く始まりました。
「落差と圧巻な水の流れがすごくきれいで、とても素晴らしいダムです」「山の緑の中に白い帯のように広がって、とっても良いですね」
鳴子ダムのすだれ放流は、25日まで行われます。