老朽化による建て替えのため4月から解体作業が進む仙台市役所の本庁舎で、7日から議会棟の解体が始まりました。
中津川夏帆記者「半世紀以上にわたって市議会が開かれてきた議事堂も解体が始まりました」
仙台市役所本庁舎は、老朽化のための建て替え工事のため4月15日から解体作業が始まっています。
これまでに低層棟の地上部分は取り壊しがほぼ終了し、7日からは4階建ての議会棟の解体作業が始まりました。
2028年度の利用開始を目指す地上15階地下2階建ての新庁舎は、14階と15階に議会フロアが配置され15階には展望ロビーが設けられる予定です。
仙台市本庁舎整備室藤田考一室長「これまで市政の重要課題について議論されてきた議場棟が解体されるということで、非常に感慨深い。近隣にお住まいの方もいらっしゃるので、安全第一に解体作業を進めて着実に事業を進めていきたい」
議会棟の解体は今年7月末まで続けられ、その後更地になった場所に新庁舎が建設される予定です。