中国南部の湖南省で大雨による被害が相次いでいて、山崩れの影響で15人が死亡したほか、連絡の付かない村もあり、救助作業が進められています。

 中国メディアによりますと、湖南省衡陽市で28日、鉄砲水による山崩れが起きました。

 建物が流され15人が死亡、6人がけがをしています。

 同じ湖南省の湘潭市では堤防が決壊し、29日午前7時半までに3832人が避難しました。

 負傷者はいないということです。

 また、チン州市では大雨の影響で8つの村と連絡が付かなくなり、救助作業が行われています。

 中国では豪雨による被害が続いていて、習近平国家主席ら最高指導部は25日に水害対策の会議を開いていました。