今年6月までの全国の刑法犯の認知件数は前の年の同じ時期より1万7500件以上増加し、35万件に上っていたことが警察庁の統計で分かりました。

 警察庁によりますと、今年6月までの上半期に全国の警察が認知した強盗や詐欺などの刑法犯は35万350件で、去年の同時期より1万7550件増え、2年連続となりました。

 太陽光発電施設で銅線ケーブルを盗んだりするなどの「窃盗」は23万6951件で前年より8134件増加。近年、被害が急拡大しているSNS型投資詐欺など「詐欺」は2万7195件で5905件増加しました。

 また、殺人や強盗など「重要犯罪」も1677件増加し、6810件となりました。