パリオリンピックのスケートボードで銀メダルを獲得した赤間凛音選手が、通っている東北高校に凱旋しました。

 東北高校を訪れた赤間選手。クラスメートやスケートボード教室の小中学生などおよそ200人に拍手で迎えられました。

 赤間凛音選手「4年後のロサンゼルスオリンピックでは金メダルという忘れ物を取りに行きたいと思いますので、これからも応援、どうぞよろしくお願いします」

 赤間選手は集まった人たちの首にメダルをかけてあげるなどして喜びを分かち合いました。

 クラスメート「(大会では)普段の凛音ちゃんとは違う一面が見られてよかった。やっぱり凛音ちゃんはすごいなと思いました」

 中学3年間の担任野口さつ希さん「彼女が世界の大会で活躍することで、周りの子供たちも『自分たちも頑張ったら、あそこまでなれるかもしれない』なんて言葉とか聞かれたので、きっとすごく大きな影響を与えてくれたんじゃないかな」

 また9日、仙台市から赤間選手に「賛辞の楯」が贈られました。

 赤間凛音選手「仙台市に銀メダルを持って帰ってくることができて、自分でもすごくうれしいです。これからも頑張りたいと思います」

 赤間選手から郡仙台市長に要望も出されました。

 赤間凛音選手「仙台市はスケボーの環境が良いわけではないので自分でも練習環境に困っているし、練習場所を作ってもらったり環境をもうちょっと良くしてほしいという思いはあります」

 赤間選手は、来週には本格的に練習を再開するということです。