７月の山形県での記録的大雨の際に、住民の救助に向かった警察官２人が殉職したことを教訓に宮城県の気仙沼警察署では水害時の対応方法を学ぶ訓練が行われました。

　７月２５日の山形県の記録的な大雨では、救助要請を受けて現場に向かった警察官２人が氾濫した川の濁流に流され殉職しました。

　災害を教訓に気仙沼警察署では水害現場での対応訓練が行われ、警察官約２０人が浮き輪を使った救助方法やライフジャケットの着用法を確認しました。

　危険な現場には立ち入らないことを原則とした上で、万が一立ち入る場合は装備の確認を徹底するよう呼び掛けました。

　警察官「自分の安全も守りながら地域の方々の安全も守れるような警察活動をしていきたいと思いました」