FSB（ロシア連邦保安庁）はモスクワにあるイギリス大使館に勤務する6人の外交官をスパイ容疑で追放しました。

　FSBは13日、モスクワにあるイギリス大使館に勤務するイギリス人外交官6人について、スパイ活動の兆候を確認したなどと発表しました。

　国営メディアを通じて6人の顔写真も公表しています。

　国営メディアは外交官らは反体制派が裁かれる裁判などを傍聴したりしていたなどと報じています。

　米英首脳会談が13日に行われるのを前に牽制（けんせい）したものとみられます。

　イギリス外務省は「我々の職員に対するFSBの言い掛かりは全く根拠のないものだ」とコメントを発表しました。