環境省は海洋モニタリング業務を委託した業者が水増し請求などで約6000万円の不適切な会計処理をした可能性があると発表しました。

 環境省は13日、関西電力の子会社「KANSOテクノス」が去年、環境省から受注した海洋のモニタリング事業で不適切な会計処理を合わせて6000万円程度していた可能性があると発表しました。

 人件費を水増しするなどしていたということです。

 今月3日、業者側の内部調査の結果報告から発覚しました。

 環境省は来週にもKANSOテクノスに立ち入り検査を行い、不適切な請求分の返還を求める方針です。

 KANSOテクノスは「環境省の指導に従い適切に対応する」としています。