東京・墨田区で女性にわいせつな行為をしたなどとして逮捕された20代の男性について、東京地検は不起訴処分としました。

 25歳の男性は今年4月、墨田区太平の路上で帰宅途中の20代の女性にわいせつな行為したうえ、逃げる際に暴行し、けがをさせた疑いで逮捕されました。

 警視庁によりますと、2人に面識はなく、男性は「1万円あげるから飲みに行こう」などと声を掛け、女性が無視して立ち去ろうとしたところ背後から胸を触るなどし、足を蹴って逃走したということです。

 男性は事件の約2時間前から酒を飲んでいて、取り調べに対して「残業ができなくなり仕事が終わらずストレスを抱えていた」「むしゃくしゃしていたので憂さ晴らしをしようと思った」と容疑を認めていました。

 この男性について、東京地検は今月13日付で不起訴処分としました。

 処分の理由は明らかにしていません。