宮城県大崎市で、新米を使った日本酒造りが始まりました。

 大崎市の酒造メーカー一ノ蔵では、5日に収穫された酒米やまのしずくを使って日本酒造りの最初の工程である麹造りが行われました。

 精米した酒米を甑(こしき)と呼ばれる専用の釜で蒸した後、麹を作るために必要な種麹を手作業で振り掛けていきました。

 室温が30℃から35℃、湿度50%から60%の麹室で2日かけて麹を作ります。

 一ノ蔵門脇豊彦総杜氏「新米、そして秋の晴れやかな空を想定しながら、すがすがしい新米新酒を造っていきたいなと思ってます」

 もろみの仕込みなどの工程を経て、11月に新酒として出荷されるということです。