次世代の空の移動手段として期待される、空飛ぶクルマについて学ぶセミナーが宮城県利府町で開催され、実際に飛行する様子が公開されました。
空飛ぶクルマのビジネスなどへの活用の可能性を検討してもらおうと宮城県が事業者や自治体を対象に開いたセミナーには、宮城県内外から約100人が参加しました。
空飛ぶクルマEHang216型が高度45メートルを実際に飛行する様子も公開されました。
16基のプロペラを持ち最高時速は130キロ、航続距離は30キロメートル、最大2人まで搭乗できるということです。
従来のヘリコプターや航空機と比べて騒音が少なく、人が多い場所でも離着陸ができるため都市部間での移動や災害時の救急搬送などでの活用が期待されています。
参加者「色々なヘリポートですとか、バーティポートというのは今後、防災対策も含めて作っていって、ああいった機体を活用できるんじゃないかということを感じました」
宮城県新産業振興課日下開課長「(空飛ぶクルマは)地域の課題を解決する1つの要素になるのかなと思っております。更に勉強を重ねてどういった使い道があるのか、研究を進めていきたいと考えております」