クライマックス進出の可能性が無くなった楽天ですが、選手たちは来シーズンを見据えた戦いに臨んでいます。
5日の日本ハム戦。
先発はチームトップタイの11勝を挙げている藤井。
キレ味鋭いスライダーを武器に6回まで2失点に抑えます。
1点を追う楽天は6回裏、最多安打のタイトルが濃厚な辰己が、今シーズン154本目のヒットを放ち出塁すると…
続くバッターは仙台育英出身・4年目の入江。
打ち取られた当たりでしたが、相手のエラーでチャンスが広がります。
その後2塁3塁となり、打席には渡辺佳明。
犠牲フライで同点に追いつきます。
7回は得点圏にランナーを背負った藤井。
ここを切り抜け、今シーズン最後の登板を7回2失点の好投で締めくくりました。
試合は3対2で敗れましたが、今江監督は試合後、「期待以上の活躍をしてくれた」と藤井をねぎらいました。