4月に仙台市青葉区のメガソーラー発電所で発生した火事について、仙台市消防局は電流を変換する装置が故障し、枯草に引火したことが原因とみられると明らかにしました。
4月、青葉区芋沢のメガソーラー発電所の施設内で発生した火事は、約22時間後に鎮火しました。
けが人はいませんでしたが、下草約4万平方メートルやソーラーパネル355枚などが焼けました。
仙台市消防局は、関係者の聞き取りや防犯カメラの解析など火災の原因を調査してきました。その結果、出火元は発電した電流を変換する装置と判明しました。
変換装置内の電子部品が故障して燃えた状態で落下し、枯草に引火した可能性があるということです。
被害が拡大したのは、当時風が強く延焼しやすい環境であったことや火が配線をつたい複数箇所に引火したことが要因とみられています。