仙台市の小学校では、クラシック音楽に親しんでもらおうと作曲家による特別授業が行われました。

 特別授業未来を奏でる教室は、明治安田生命保険が2009年度から全国各地の小中学校で行っています。

 仙台市若林区の荒町小学校で5年生約80人が参加し、作曲家の三枝成彰さんが講師を務めました。

 教室では児童たちが伝言ゲームに挑戦し、言葉が最後の人にまで正しく伝わらないことを体験しました。クラシック音楽では数百年前から世界で共通する楽譜があるからこそ、現在まで正確に伝わっているとして、楽譜の大切さを学びました。

 三枝さんはジョン・レノンの「イマジン」やSMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞を紹介し、音楽には伝えたいメッセージがあると説明していました。

 児童「演奏するだけではなくて、作る側の考えが聞けて楽しかった」「クラシック音楽の楽しさや音楽に込められたメッセージがあることを学んで、音楽にもっと興味を持った」