半導体需要が高まる中、宮城県富谷市では関連部品の製造工場が建設されることになり、地鎮祭が行われました。

 富谷市富谷に工場を建設するのは、半導体などに使われるセラミックスを製造する、仙台市のNTKセラテックです。

 10日に宮城県や富谷市、会社関係者ら40人余りが出席して地鎮祭が行われました。 新たに建設される工場は地上2階建て延べ床面積3万900平方メートルで、デジタル化で需要が高まっている半導体を造るための部品やセラミックスを生産します。

 NTKセラテックは現在、宮城県内外に計3つの工場がありますが、新工場はその約2.5倍の生産能力を持つということです。

 NTKセラテック堀田諭史社長「宮城県から世界に発信できるような技術と事業を共に成長していきたいと考えております」

 従業員は200人で、このうち数十人は地元で採用することにしています。新工場は2026年の12月に操業を開始する予定です。