太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議で日本の漁獲枠が拡大したことに伴い、宮城県の漁獲枠も大型魚で1.7倍に増える見通しとなりました。

 フィジーで開催された国際会議で、日本を含む太平洋中西部のクロマグロの漁獲枠は30キロ以上の大型魚で1.5倍に拡大されました。

 これを受け水産庁が示した都道府県ごとの配分案によりますと、来シーズンの宮城県の漁獲枠は大型魚が1.73倍の39.1トン、30キロ以下の小型魚が1.11倍の68.2トンとなる見込みです。

 水産庁は、12月中にも都道府県ごとの配分を正式に決める方針です。