11日、宮城県多賀城市で住宅が全焼し、焼け後から1人の遺体が見つかりました。警察は住人の60歳男性と見て身元の確認を進めています。

 11日午後4時半ごろ、多賀城市新田の無職、西條春生さん(60)の木造2階建ての住宅から火が出ていると通りがかった郵便配達員から通報がありました。

 火は約3時間後に消し止められましたが、火元の住宅1棟が全焼し1階の台所付近から1人の遺体が見つかったほか、隣接するの住宅の壁の一部が焼けました。

 警察は、遺体はこの住宅で1人暮らしをしている西條さんの可能性もあると見て、身元の確認を進めるとともに火が出た原因などを調べています。