女川原発2号機が計測機器のトラブルで原子炉を停止した問題で、再稼働に反対する市民団体が重大事故が防げるか疑問などと東北電力の姿勢を批判しました。
女川原発2号機は11月、原子炉に計測機器を出し入れする点検作業中に機器が動かなくなり、一時原子炉を停止しました。
これを受け再稼働に反対する市民団体は、東北電力に対し原因の特定などを求める質問状を提出し、13日に口頭で回答を受けました。
東北電力は原因について、計測機器の配管が緩み管が外れたためと説明し、再発防止には継続して確実な施工管理に努めていくなどと話したといいます。
回答について市民団体は、重大事故が防げるか疑問が残ったなどと訴えました。
女川原発再稼働を許さない!みやぎアクション多々良哲世話人「作業ミスは必ず起こる。人間がやることだからヒューマンエラーは必ず起こる。それを防ぎきるのは不可能。そのことが今回のトラブルで改めて浮き彫りになった」