宮城県が導入する宿泊税について、大崎市鳴子温泉で条例成立後初めての説明会が開催されました。参加者した宿泊事業者からは厳しい意見が相次ぎました。

 素泊まり1泊6000円以上で300円を課税する宿泊税は、宮城県と仙台市が2025年11月にも課税を始めます。

 9月の県議会で宿泊税条例が成立したことを受けて、県は11月から各地で説明会を開催しています。

 らる子温泉での説明会では、県の担当者が参加した16人の宿泊事業者に宿泊税の使い道のイメージなどを説明しました。

 宿泊事業者「今でも本当は反対なんですけど、決まってしまったことを今からなんだかんだ言ったってしょうがないですから」「宿泊事業者の協力なければですね、宿泊税はうまくいかない。県にはそれに配慮して進めてもらいたいなと」

 参加者からは、宿泊税導入に向けた県の進め方についても厳しい意見が上がっていました。

 宮城県大町久志総務部副部長「納得と共感はまだまだですよといったご意見も頂戴しました。良い観光政策展開できるように、色々検討してまいりたいと考えております」