災害への備えとして、家庭で水や食品などを買い置きして食べた分を補充する「ローリングストック」をコンビニ業界が呼び掛けました。

 災害時の物流について、コンビニ業界は国や自治体と連携して配送車が被災地を通行しやすくすることなどを実現してきました。

 しかし、道路の損壊などで迅速な配送ができない可能性が指摘されています。

 能登半島地震では1週間以上配送が滞る地域があり、南海トラフ地震が発生した際には同様の事態が懸念されるほか、首都直下地震でも3日以上かかる可能性があるとしています。

 このためコンビニ各社は個人が水や食料を備蓄しておくことが不可欠だとして、SNSなどを通じてローリングストックの普及を呼び掛けていく方針です。