「織田信長」を名乗るアカウントから指示を受け、栃木県益子町で金品を奪う目的で住宅に侵入しようとした罪に問われた男女に対し、宇都宮地裁は懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 森健太郎被告(25)と佐々木花梨被告(22)は去年9月、益子町の住宅に窓ガラスをガスバーナーで熱するなどして侵入しようとした罪に問われています。

 16日の判決で、宇都宮地裁真岡支部は「現金欲しさに犯行に及んだ」と指摘したうえで、2人に懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡しました。

 これまでに検察側は、2人が関東で起きた連続強盗事件の指示役と同一とみられる「織田信長」や「明智光秀」を名乗るアカウントから指示を受けていたと指摘していました。