偽の副業紹介サイトでサポート料金をだまし取る被害総額19億円の詐欺事件で新たに3人が逮捕されました。これでこの事件の逮捕者は85人となりました。
野口啓介容疑者(44)ら3人は仲間と共謀のうえ、2021年10月からの3カ月間で偽の出会い系サイトの手続き費用などの名目で当時大学生の20代女性からおよそ130万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。
警視庁によりますと、野口容疑者は偽の出会い系サイトのクレーム対応の責任者で被害者からのクレームに金の一部を返金する代わりに訴訟や第三者に口外しないことなどの合意を取り付けていました。
グループではこれまでにサクラとなってサイトにメッセージを打ち込む「打ち子」やその統括役など85人が逮捕されていて、全体の被害額は19億円に上るとみられています。