22日、JR長野駅前で起きた男女3人殺傷事件で、警察庁は23日から現場周辺などのパトロール強化のため、近くの県などから約100人の警察官とパトカーの派遣を決めました。

 午後8時ごろ、JR長野駅前でバスを待つなどしていた男女3人が男に刃物のようなもので刺され、死亡するなどしました。男は現在も逃走中です。

 警察庁は事件の発生と男が現在も逃走中であることを踏まえ、23日にも警視庁や長野県の近くの警察からパトロールに特化した警察官約100人とパトカー16台の派遣を決めました。

 派遣された警察官は主に現場周辺のパトロールや職務質問などを行う予定だということです。

 派遣の終了期間は決まっておらず、捜査本部による220人態勢の捜査が進むなか、警察一丸となって地域の安全を高めたいということです。