東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発で衛星電話のトラブルが相次ぎ、原子力規制委員会が追加検査を検討することになりました。
東京電力は1月31日、新潟県にある柏崎刈羽原発7号機で中央制御室の衛星電話の通話が出来なくなったと発表しました。
保安規定が定める逸脱事案と判断したということです。
規定では原発内で逸脱事案が1年間に4回起きた場合、原子力規制委の追加検査の対象になるとしています。
この原発では去年11月に1回、今年に入って2回、いずれも衛星電話のトラブルで逸脱事案が起きていました。
4回目の逸脱を受け、原子力規制員会は追加検査を検討することになります。
東京電力は「真摯に対応して参ります」とコメントしています。