使用済みペットボトルを新しいペットボトルにリサイクルする水平リサイクルについて、宮城県富谷市と大手飲料メーカーが協定を締結しました。

 締結式では、若生富谷市長とサントリーコーポレートビジネスの森潤一社長が協定書を取り交わしました。

 水平リサイクルは、使用済みのペットボトルを原料にして新たなペットボトルを作る取り組みで、化石由来の原料に比べて二酸化炭素の排出量が6割ほど削減されます。

 富谷市の家庭からは年間約200トンのペットボトルが回収されていて、リサイクル業者の買い取りなどを通じてサントリーが新たなペットボトルを作るということです。

 サントリーと宮城県の自治体が水平リサイクルの協定を結ぶのは3例目です。

 若生富谷市長「市民の皆様に大きく伝えていきたいと思いますし、地球を守るためにCO2削減に向けて全力で取り組んでいきたいと思います」

 サントリーコーポレートビジネス森潤一社長「協定を機に富谷市さんとの連携を更に深めて、一緒になって持続可能な循環型社会を作り上げていきたい」

 富谷市での水平リサイクルの取り組みは、4月から始まる予定です。