東京・文京区にある湯島天満宮では梅の木が50年ぶりに植え替えられました。
生まれ変わった梅園は、多くの人たちでにぎわっています。
学問の神様「菅原道真」が祭られている湯島天満宮では、「文京梅まつり」が開催されています。
境内にはおよそ20種類、300本ほどの梅の木が植えられていて、見頃を迎えた可憐な花が咲き誇っています。
湯島天満宮は江戸時代から梅の名所として知られていますが、梅の木に咲く花の量は樹木の老化により年々減少しています。
そこで、去年2月にクラウドファンディングによる「梅園再生プロジェクト」がスタートし、募った資金によりおよそ50年ぶりに梅の木の植え替えなどが行われ、今年から梅園が生まれ変わりました。
訪れた人たちは、境内に漂う梅の香りに包まれながら、一足早い春の訪れを感じていました。
女性 「(咲くのが)早いのから遅いのからとかある。きょうは今まで来たなかで一番よく咲いている」
「文京梅まつり」は3月8日まで開催されていて、期間中には45万人が訪れるということです。