連休明けの日経平均株価は一時、大きく下落しました。アメリカの景気の先行きに対する警戒感が強まっています。

 25日の日経平均は先週末の終値から400円以上値下がりして取引が始まり、その後、下げ幅は一時、600円を超えました。

 午前の終値は先週末より430円安い3万8345円でした。

 市場関係者によりますと、トランプ大統領の関税政策によるアメリカの景気の先行きへの警戒感や、先週末のアメリカで半導体関連株が大きく下落したことなどが影響しているということです。

 円相場は、週末に1ドル=148円台まで進んだ円高が一服しました。

 短期的にドルが買い戻され、一日で1円余り円安ドル高となる1ドル=150円を挟んで推移しています。