ミャンマー国境地帯にある詐欺拠点を巡って、捜査を指揮するタイの警察幹部がANNの取材に応じ「2つの日本人グループに、合わせて20人ほどがいる可能性がある」と明らかにしました。

タイ警察 人身売買対策センター タッチャイ氏 「(ミャンマー国境地帯の)ミャワディには少なくとも2つの日本の犯罪グループが存在する」

 ANNの単独インタビューに応じたタイ警察の幹部は、2つの日本人詐欺グループの活動を確認し、捜査していると明かしました。

タッチャイ氏 「犯罪拠点には(2グループ合わせて)約20人の日本人がいる。今のところ彼らには助けを求めるような気配はない」

 タイ警察は、およそ20人の日本人がミャンマーの拠点で詐欺に携っているとみています。

 これらのグループの拠点は保護された日本人の少年が監禁されていた地域と同じだとし、周辺に日本人が多くいるとの見方を示しました。