3月の食品の値上げは、5カ月ぶりに2000品目を超え、2025年の1年間ではすでに1万品目を超えていることが分かりました。

 民間の調査会社帝国データバンクが食品メーカー195社に対して実施した調査では、3月の食品の値上げは2343品目が予定されています。

 ジャンル別に見ると冷凍食品などの「加工食品」が最も多くなりました。

 今年に入り値上げの品目数は、3カ月連続で去年を上回っています。

 また、メーカーからすでに公表されている8月までの累計は1万797品目に上ります。

 去年より4カ月早いペースで1万品目を突破していて、年間では去年(1万2520品目)を大きく上回る2万品目前後に到達する可能性があるということです。