「大阪・関西万博」の開幕を目前に、警察庁の楠長官が万博会場や最寄りの夢洲駅などを視察し「全国警察の総力を挙げて安全安心を確保する」などと話しました。

楠芳伸警察庁長官 「この万博開催に伴います安全安心を確保することが、とても重要だというふうに再認識したところでありまして、警備に万全を期したいと改めて決意したところであります。大阪府警、それから全国警察の総力を挙げまして、安全安心を確保して参りたいというふうに思っております」

 4月13日から開幕する「大阪・関西万博」では、10月までの184日でおよそ2800万人の来場者が見込まれています。

 警察庁の楠長官は4日、万博会場の各施設のほかに1月に完成した万博会場の最寄り駅となるOsaka Metro中央線の夢洲駅などを視察しました。

 国際情勢が日々変化するなかで、テロやサイバー攻撃が脅威になっていることに加え、会場の夢洲が海に囲まれた人工島であることからドローンに対する海上警戒など様々な事態を想定し、警備に万全を期すとしています。