企業の将来を担う「リーダー人材」が足りないと感じている企業の割合が、7割近くに上ることが分かりました。
帝国データバンクが先月後半に国内の1万社余りを対象に行った調査によりますと、正社員の人手不足を感じている企業の割合は53.0%でした。
比較が可能な2007年以降では、最も高い水準で推移しています。
次の世代を担う「リーダー人材」【管理職相当以上】については、67.8%が足りないと回答し、正社員の人手不足の割合を大きく上回りました。
リーダー人材を育成するうえでの課題については「リーダー職への意欲」が足りないという回答が最も多く59.8%でした。
リーダー職のやりがいや存在価値など魅力を明確に示す必要があるとしています。