宇都宮市の結婚式場を利用した31人が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えました。一部の人からはノロウイルスが検出されていて、市は食中毒が発生したと明らかにしました。
宇都宮市によりますと、18日、市内の結婚式場を利用した人から「16日に結婚式場を利用後、複数人が体調を崩している」との保健所に連絡がありました。
連絡を受けて市が確認したところ、31人が嘔吐や下痢など症状を訴えていることが分かりました。
調査の結果、一部の人からノロウイルスが検出され、市は食中毒と断定しました。
結婚式場で提供された魚料理やステーキなどの食事を食べた人は198人いて、今後、感染者が増える可能性があるということです。
市は施設の消毒や食材を廃棄させるため、市内の結婚式場「アーカンジェル迎賓館宇都宮」を21日から3日間の営業停止処分としています。