全国的にも珍しいカーシェアリングの社会実験が、JR仙台駅東口で始まりました。ステーションが設けられたのは、路上です。
路上ステーションは、宮城野通と東八番丁通の交差点付近に設けられました。ヨドバシ仙台第2ビルの裏手です。
仙台駅東口エリアのにぎわいの創出と、利便性の向上を目指す社会実験の一環で、事前に会員登録をしスマホで日時を予約して車を借りる仕組みです。料金は15分で220円です。
カーシェアリングのステーションは、これまで駐車場の一角に設置されてきましたが、仙台駅に近く人の目につきやすい路上に設けることで、より活発な利用が期待されています。
路上への開設は東京の大手町、新橋に続き全国で3例目です。
仙台駅東まちづくり協議会菅野幸博事務局長「車を持たない方も多いので街中、駅からすぐ近くにカーシェアサービスがあれば働く皆様やお住まいの皆様に、もっと便利に生活していただけるのではないか」
社会実験は、2023年3月末まで行われます。
日常の移動や、出張、観光といった車の利用目的を分析するとともに、安全性も検証するということです。