ハチミツを新たな特産品にしようと、様々な取り組みを進めている宮城県富谷市で、2022年初めての蜜を集める作業が行われました。
富谷市では、5年前から市民ボランティアの協力を得て市役所の屋上にミツバチの巣箱を設置し、毎年ハチミツを採取してきました。
20日は2022年初めての蜜を集める作業が行われ、市の職員やボランティア計20人が12の巣箱からハチミツがたまっている木製の枠を取り出し遠心分離機にかけていました。
20日に採取したのは約32キロで、糖度は85度と一般的なハチミツと比べ5度程度高く、非常に甘く質の良いハチミツになっているということです。
市民サポーター「前の年はさっぱりとしたさらさらとした甘さだったんですけど、2022年は少し濃厚な甘さに変わっていました」
ハチミツの採取は8月の上旬まで続けられる予定で、6月中旬ごろから市内の洋菓子店などで販売されます。