仙台市で救急患者の搬送先がすぐに決まらない、救急搬送困難事案が、14日までの1週間で221件と、過去最多を更新しました。
救急搬送困難事案とは、救急隊が患者の受け入れについて、医療機関へ4回以上問い合わせた上、現場の滞在時間が30分以上となったケースを指します。
仙台市消防局によりますと、今月8日から14日までの1週間で発生した、救急搬送困難事案は、前の週を74件上回る221件で、過去最多を更新しました。
仙台市消防局では、新型コロナ感染者の急増で、医療機関がひっ迫しているためとしています。
消防局では、急を要する際は迷わず救急車を呼んでほしいが、夜間や休日に迷った場合は、専門家に相談できる♯7119、♯8000なども活用してほしいと呼びかけています。