気象庁は、宮城県を含む東北南部の梅雨明けについて、当初6月29日ごろとみられるとしていましたが、時期は特定できなかったと発表しました。
8月の上旬や中旬にも、曇りや雨の日が多かったためと説明しています。
宮城を含む東北南部の梅雨明けは、当初の速報値で6月29日ごろとみられると発表されました。
これは1978年の7月5日を更新し、記録が残る1951年以降最も早い梅雨明けでした。
しかし、気象庁がその後の天候などを見て確定作業を行ったところ、梅雨入りは当初発表した6月15日ごろよりも10日ほど早い6月6日ごろで、梅雨明けは特定できなかったということです。
特定できなかった理由について、気象庁では「8月上旬や中旬も曇りや雨の日が多かったため」としています。
気象台が、梅雨入りや梅雨明けの時期を当初の発表から変えるのは珍しいことではなく、東北南部についても最近では2019年と2017年に修正されています。