宮城県で29日、新たに881人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは仙台市発表分が474人、県発表分が407人の計881人です。このうち抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり陽性者サポートセンターに登録した人は104人です。

 年代別では10歳未満146人、10代91人、20代133人、30代156人、40代136人、50代103人、60代56人、70代33人、80代19人、90歳以上8人です。

 宮城県の木曜日の感染者は、9月1日2104人、8日1609人、15日1032人、22日1035人と推移していて、29日は881人と前週より154人少なくなりました。

 クラスターは2件発生していて、これまでに確認された感染者数は施設ごとに、多賀城市の高齢者施設で13人、塩釜市の高齢者施設で7人となっています。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。柴田町6人、加美町5人、塩釜市5人、大崎市4人、登米市4人、東松島市3人、栗原市 3人、石巻市3人、多賀城市2人、角田市2人、松島町2人、亘理町2人、利府町2人、大河原町2人、村田町1人、岩沼市1人、大郷町1人、川崎町1人、七ヶ浜町1人、山元町1人、気仙沼市1人、丸森町1人、富谷市1人、南三陸町1人、名取市1人、大和町1人、色麻町1人となっています。仙台市は公表していません。

 宮城県によりますと確保病床の使用率は、宮城県全体で17.3%(103597床)、重症病床は5.5%(355床)、仙台医療圏に限ると19.8%(79/399床)、重症病床は7.5%(340床)です。

 28日時点のPCR検査等の実施状況は、24日1477件(陽性803)、25日680件(陽性509)、26日2549件(陽性814)、27日1845件(陽性1089)、コールセンターへの相談件数は、24582件、25502件、26654件、27日449件、28日472件となっています。