宮城県で9日、2709人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。1日当たりの感染者が2500人を上回るのは、8月31日の2652人以来約2カ月半ぶりです。
感染が確認されたのは、仙台市発表分1427人、宮城県発表分1282人です。
9日の感染者うち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は324人です。
年代別は、10歳未満362人、10代509人、20代364人、30代402人、40代449人、50代277人、60代167人、70代102人、80代48人、90歳以上29人です。
宮城県の水曜日の感染者は、10月5日818人、12日93 6人、19日965人、26日1115人、11月2日2026人、9日2709人と推移しています。
いずれも高齢者施設で、大崎市2カ所で8人、13人、美里町で11人、気仙沼市で6人がそれぞれ感染し、クラスターが発生しました。
いずれも男性患者で、90代2人、80代1人が亡くなり、宮城県で亡くなった人は442人となりました。
全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。
大崎市43人、石巻市24人、登米市22人、栗原市13人、東松島市11人、多賀城市10人、塩釜市9人、富谷市・柴田町8人、名取市・加美町各7人、亘理町・女川町各6人、角田市5人、岩沼市・美里町各4人、気仙沼市・大郷町・涌谷町・七ヶ浜町・山元町・利府町・大和町各3人、大河原町2人、白石市・村田町・川崎町・七ヶ宿町・丸森町・大衡村各1人です。仙台市は発表していません。
宮城県によりますと確保病床の使用率は、宮城県全体で28.9%(175/605床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると29.3%(117/399床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。
7日現在のPCR検査等の実施状況は、5日1224件(陽性2093)、6日594件(陽性1115)、7日2061件(陽性2)、コールセンターへの相談件数は、5日719件、6日708件、7日883件です。