仙台の冬の風物詩、SENDAI光のページェントの開催期間が12月9日から25日までと決まりました。展望デッキの設置やクリスマスマーケットが開催されます。
SENDAI光のページェントの実行委員会は9日午前に記者会見し、開催期間を12月9日から25日までの17日間とすると発表しました。
新型コロナ感染拡大前の2019年と同じ31日までの開催を検討しましたが、LED電球の価格が10年前の2.7倍に上昇したことや、電球の設置や警備に関わる人件費などが膨らみ、約2000万円の資金が不足したため断念しました。
光のページェント実行委員会高橋進伍実行委員長「経済面の部分でハードルが高い部分がかなりありまして、できれば翌年に向けてもさまざまな新しいことにチャレンジすることも沢山ございますので、そこを少しずつ伸ばして通常開催にもっていけるような形を試験的な意味も含めてやっていきたい」
今回からの新たな取り組みとして、せんだいメディアテーク近くの定禅寺通の緑道に、光のページェントを背景に写真撮影などができる高さ1,8メートルの展望デッキを新設します。
光のページェント実行委員会高橋進伍実行委員長「一番人が少ないエリアは、晩翠通から西側のになります。東側に人が集中しやすいので極力西側に人を誘客するよう、展望デッキという案を考えさせていただいた」
新たな目玉スポットを作るとともに、ハロウィーンの際に韓国で起きたような事故を避けるための対策でもあります。
そして勾当台公園の市民広場では、khb東日本放送がクリスマスマーケットを開催するほか、暖を取り休憩できる大型のテントを設置する予定です。
また、アイススケートリンクが併設され、スケート教室も開催される予定です。
実行委員会では前年よりも90万人多い200万人の来場を見込んでいます。
2023年には開催期間を延ばし、感染拡大前と同様の280万人規模で開催したいと話していました。