宮城県で13日、新たに2193人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、80代から90代の男女3人の死亡が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分が1198人、宮城県発表分が995人です。

 感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は344人です。

 年代別の内訳は10歳未満 309人、10代 419人、20代 287人、30代 280人、40代 342人、50代 203人、60代 151人、70代 101人、80代 74人、90歳以上 27人となっています。

 宮城県の日曜日の感染者は、10月16日633人、23日708人、30日1079人、11月6日2102人、そして13日は2193人と、5週連続で増加しました。

 また、80代の男性患者1人と90代の女性患者2人の死亡が確認されました。県内で亡くなった人は449人となりました。

 クラスターは2件発生していて、各施設で確認されている感染者数は、岩沼市の医療機関で23人、柴田町の医療機関で12人となっています。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。石巻市 53人、大崎市 34人、栗原市 20人、登米市 11人、多賀城市 10人、塩釜市 8人、気仙沼市 7人、加美町 7人、名取市 7人、岩沼市 6人、柴田町 6人、松島町 6人、東松島市 5人、富谷市 5人、七ヶ浜町 4人、大河原町 4人、女川町 3人、利府町 3人、白石市 2人、角田市 2人、亘理町 1人、大衡村 1人、蔵王町 1人、山元町 1人、南三陸町 1人、大和町 1人です。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で39.2%(237/605床)、重症病床9.1%(5/55床)、仙台医療圏に限ると40.1%(160/399床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。

 宮城県によりますと11日現在のPCR検査等の実施状況は、11月7日3645件(陽性2206)、8日2889件(陽性2764)、9日2662件(陽性2500)、10日2539件(陽性2180)、コールセンターへの相談件数は、11月7日883件、8日881件、9日818件、10日868件となっています。