仙台で27日朝、最低気温がマイナス4.4℃となるなど宮城県内各地で厳しい寒さが続いています。

 この寒さの影響で仙台市では配水量が急増して、仙台市では水を出しっぱなしにしないよう呼びかけています。

 27日朝の県内の最低気温は仙台でマイナス4.4度、鹿島台でマイナス12.1度など、観測しているすべての地点で平年を下回りました。

 この週末から来週始めにかけても気温が低い状態が続く見込みです。

 この寒さで各地で水道管の凍結が相次いでいて、仙台市水道局には凍結に関して26日だけで352件の相談がありました。

 また仙台市では、凍結防止のため蛇口から水を出し続ける人が増えている影響などで配水量が増え、冷え込みが予想される29日から30日にかけ需給がひっ迫する懸念が出ています。

 市水道局では「水抜き栓のある建物では水抜き栓を締めることで水道管の凍結を防げるので、蛇口から水を出しっぱなしにしないよう」呼びかけています。