鳥インフルエンザウイルスが検出された茨城県の農場から、宮城県蔵王町の農場にアヒルのひなが出荷されていたことが分かり、県は約100羽を殺処分しました。
県によりますと1日、茨城県の農場で飼育されているホロホロ鳥などから鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
この茨城県の農場からは、蔵王町の農場にアヒルのヒナが約100羽出荷されていて、県は感染の疑いがあるとして100羽を殺処分したほか、周辺の消毒など一連の防疫措置を午後1時半までに終えました。
これまでのところ、この農場で飼育されている他のアヒル約600羽に異常は確認されていないということです。
県は2日から2週間経過観察し、その後に行われる検査の結果が出るまでアヒルの移動を禁止しました。
殺処分された100羽は他のアヒルと接触しないよう、区画を分けて管理されていたということです。