南岸低気圧の影響で宮城県内では10日午後から広い範囲でまとまった雪になりました。11日晴れて気温が上がるため、屋根からの落雪などに注意が必要です。

 11日午前6時までの24時間に降った雪の量は白石で24センチ、仙台市新川で22センチ、仙台と栗原市駒ノ湯で21センチなどとなっています。

 また仙台の積雪は21センチで、20センチ以上の雪が積もるのは2015年以来8年ぶりです。

 県内の雪は午前1時ごろに止みました。

 雪の影響で、東北自動車道では、仙台南ICと仙台宮城ICの間の下り線で午前7時半ごろ、乗用車が中央分離帯などに衝突する事故が2件あり、仙台南部道路を含む一部区間がおよそ1時間半にわたって通行止めになりました。

 警察によりますとけが人はいないということです。

 事故当時路面は凍結や圧雪のため滑りやすい状態だったということです。

 また、JR東北線では午前5時50分ごろ、小牛田駅のポイントが雪の影響で切り替わらなくなり、午前8時過ぎに復旧しましたが一部の列車に遅れが出ました。

 空の便では、仙台空港を出発する6便が欠航しました。今後の欠航はない見込みです。

 11日は晴れて気温が上がるため、屋根からの落雪などに注意が必要です。