任期満了に伴う、宮城県の涌谷町長選挙と大衡村長選挙が18日に告示されました。

 涌谷町長選挙に立候補したのは届け出順にいずれも無所属で、現職で再選を目指す遠藤釈雄氏(72)と元町議会議員で新人の佐々木敏雄氏(69)、元陸上自衛官で新人の小野寺孝氏(52)の計3人です。

 今回の選挙では、2019年に非常事態宣言を出した町の財政の再建や少子高齢化対策などが主な争点となっています。

 涌谷町の有権者は17日時点で1万3163人です。

 大衡村長選挙に立候補したのは届け出順にいずれも無所属の新人で元村議会議員の小川ひろみ氏(59)と同じく元村議会議員の小川宗寿氏(61)です。

 村長選をめぐっては、現職で2期目の萩原達雄村長(74)が今期限りで引退する意向を表明していて、今回の選挙では現職の村政の評価や村の主要産業である農業の振興策などが主な争点となっています。

 村の有権者は17日現在で4608人となっています。

 涌谷町長選挙と大衡村長選挙の投票は、いずれも23日に行われ、即日開票されます。