宮城県大崎市の牧場で、この季節恒例の牛の放牧が始まりました。

 大崎市営の鳴子放牧場には、15軒の畜産農家が育てている黒毛和種の雌、約50頭がトラックで運び込まれました。

 牛は、ダニ除けの消毒をした後に約65ヘクタールの牧場に放たれると元気に駆け回ったり青々とした牧草を食べたりしていました。

 畜産農家「駆け回っているので足腰が丈夫になるので、お産の時に出産が楽になるという感じですね」

 2022年以降、牛の配合飼料が高騰していることから牧草を餌とする放牧は経費の削減になるということです。

 放牧は11月上旬まで続きます。