4月に行われた全国学力テストの結果が公表され、仙台市以外では全教科で全国平均を下回りました。

 全国学力テストは、学力や学習状況を調査し指導に反映させるため文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っています。

 国語と算数・数学に加え、中学校では英語も出題され、宮城県では約3万4000人がテストを受けました。

 県全体の小学6年生の正答率は国語が66%、算数が60%でした。

 中学3年生は国語が70%、数学が48%、英語が44%でした。

 仙台市以外の市町村では、全教科で全国平均を下回り、その差は2ポイントから7ポイントありました。

 特に、小学校6年生の算数と中学校3年生の数学はワースト2位と全国平均より5ポイントから7ポイント下回りました。

 県教委義務教育課千葉潤一課長「子どもたち1人1人の学力を確実に伸ばす取り組み、そして小中学校の先生方1人1人の授業改善という部分をしっかり進めていかなければならない」