仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は増加する見通しが示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから仙台市の新規感染者数を予測しています。
調査によりますと先週のウイルス濃度は前の週よりも増えていて、今週の予測値は1万3292人と高い水準で推移し5月の5類移行後では最も多くなりました。
東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「高いレベルで推移しつつ、少しずつ(濃度が)上がっている状況。第8波の入口レベルというのは超えてきていて、ピークの中で言うと中腹くらいのレベルには至っているところかなと」
佐野教授は、気温が高い日が続いていることからエアコンを使用するときはこまめに換気をすることなどを呼び掛けています。