ゲームの全容が分かる、いわゆるネタバレ動画を無断で公開し著作権法違反の罪に問われている男の裁判で、男は起訴内容を認め検察側は懲役2年を求刑しました。
名古屋市のウェブクリエイター、吉田忍被告(53)は2019年から2022年にかけて、人気ゲームのシュタインズ・ゲートのプレイ動画や、アニメの動画などを著作権者に無断でユーチューブに公開した罪に問われています。
2日の初公判で吉田被告は起訴内容を認め「趣味の一環で投稿を始めた。月8万円程の広告収入を得ていた」と話しました。
検察側は「コンテンツ制作の労力を踏みにじった悪質な犯行」「同様の犯行を防ぐため重い処罰が必要」として懲役2年、罰金100万円を求刑しました。
一方弁護側は「反省の態度を示している」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は、8月7日に言い渡されます。