宮城県色麻町では4年ぶりに試食会が開かれ、子どもたちが炊きたての新米を味わいました。

 試食会には、色麻町の小中学生や農業関係者など約40人が参加しました。

 参加者には、地元で栽培されたひとめぼれとササニシキが振る舞われ、子どもも大人も炊きたての新米の味や食感を楽しんでいました。

 「おいしいです」「めっちゃもっちりしていて、つやがあっておいしいです」

 加美よつば農協によりますと、猛暑の影響が心配されましたが、日照時間が多く気温が高かったことから、生育が10日以上早まり収量も例年より多いということです。

 米が白く濁るなどの高温障害は、水田に引く水の量を慎重に管理して色麻町と加美町ではおおむね回避できたということです。

 加美農業高校教諭「すごく管理が大変だったんじゃないかなと思います。すごくおいしいお米に仕上がって良かった」

 新米は、宮城県の直売所やスーパーなどで販売されるほか、色麻町の学校給食で提供されます。