仙台市青葉区の飲食店で刺身の盛り合わせを食べた30代男性が、アニサキスによる食中毒を発症したことが分かりました。

 仙台市によりますと30代男性は1月23日、青葉区本町の飲食店でマグロやシマアジなどの刺身の盛り合わせを食べました。

 翌日、男性が腹痛と嘔吐の症状を訴えて医療機関を受診したところ、胃から寄生虫のアニサキスが検出されたということです。

 男性は入院はせず、快方に向かっているということです。

 提供された刺身はいずれも冷凍処理されておらず、仙台市は提供した飲食店に生食用の魚介類の調理や提供を1日間停止する処分を出しました。

 宮城県でのアニサキスによる食中毒の発生は、2024年に入って初めてです。